実業団クラスのトレーニングを除いて、イベントに出たい、レースに出たいというホビーライダーで、冬のロードバイクトレーニングと言えばLSD。
簡単にLSDを説明すると、「会話ができるくらいの強度で、走り続ける」。走り続けるとは、なるべく信号で止まらないことが大事です。
会話ができる程度なので、体が温かくなり、軽く汗ばむ程度だと思います。
どいうトレーニングか?
LSDは体の血流を長時間にわたって、軽く高めます。
心肺機能を鍛えることになりますが、具体的には体の毛細血管を育てます。体の毛細血管を長くすることで、酸素供給量を高め、有酸素運動の能力を高めます。
なぜ、LSDが冬のトレーニングかというと、日射がきつく、気温が高い夏にLSDをやるのは、熱射病や脱水症状などの危険を伴うため、冬に向いています。
ただ、これだけだと筋力が落ちていきます。
LSDだけをやっていると、次第に巡航速度のアベレージが落ちていきますので、適度に筋力を上げるトレーニングを織り交ぜなければなりません。
冬場に、ヒルクライムやインターバルのきつい練習は、汗冷えがおきるのでなるのでなかなか取り組みにくいづらいですね。
短時間、外で集中的に高い負荷をかけて、部屋に戻って着替えるなどしないと、体を冷やしてしまいます。
LSDはローラー台の上でやろうと思うと、苦痛なので、外でLSD、部屋の中では固定ローラーで高い負荷と組み合わせても良いですね。
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